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しゅんさくの部屋

どこまで広がる、もじゃマーク!

子どものための移動式アトリエ
「しゅんさくの部屋」を運営している現代美術家のしゅんさくさん。

MAMA PRO MEETINGの際、
いつも子どもを見ていただいているお礼に
ロゴとコピーを制作することになりました。

CREDIT

DESIGNER
甲田さやか
COPYWRITER
吉岡奈穂
CLIENT
しゅんさくの部屋

ロゴ、タグライン

2015

完成品は、もろもろグッズを収納しているスーツケースにぶらさげて
お店の看板のように使いたいそう。

ロゴのモチーフは、すぐに決まりました。
トレードマークのもじゃもじゃ頭を使ったイラストでいこう!
何案ものスケッチを描きましたが
ピョーン!と飛び出した2本の髪の毛を追加したとき
「きた!」という手応えを感じました。 

コピーはかなり、悩みました。
もともとは「恋する第3惑星」という
タグラインを使われていたのですが、はっきりいって意味不明。 

太陽や月のように
ただただ子どもを見守る大きな存在でありたいことや、
いつでもどこでもだれの間にも好きな気持ちが生まれ得ることや、
そんなことを伝えたかったのだろうなぁ…と思い、
「しゅんさくの部屋」スピリットを言い得るもの、
そのフレーズを見たら自分の子どもを参加させたいと思えるもの、
…を考え、20案ほどプレゼンした結果がこれです!

 ロゴマークは「似てる〜」と大好評で
知らない人にもジロジロ見られて、いい感じだそうです。

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MAMA PROとしての制作はここまででしたが
これらはぐんぐんと広がっていきました。 

ステッカーになったり。
コップにアレンジされてみたり。
お饅頭にもなっちゃったり。
こちら作り手自ら手描きで表情を微妙に変えるというこだわりよう。

しゅんさくさんを応援している方たちが
好意で次々にロゴを活用しはじめたのです。

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雑誌の取材もいくつも舞い込み、
病児保育の施設、モンテソーリの施設、ママカフェなど
活動の場も一層広がりました。 

通常の仕事である場合、
制作物の品質に責任を持つために
ロゴやコピーの使い方について
レギュレーションを制定することが多いのですが
今回はそこに自由度があったことで
面白い展開を見ることができました。 

それはそれで、楽しかったなぁ!
しかもここで終わりではなく、これからも続いていくのが幸せです。

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すべての子どもがありのままでOKと考える
しゅんさくさんの活動には
仕事を超え、母親の立場からも賛成です。 

ますますのご活躍をされますことを!

写真提供/しゅんさくの部屋

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